香港政府観光局（ＨＫＴＢ）は12日、文化・観光分野での協力深化に向けて、中国本土の交流サイト（ＳＮＳ）「小紅書（レッド）」と戦略的提携を結ぶことで合意したと発表した。本土客向けの香港観光プロモーションをさらに強化する。
両者は向こう１年でさまざまな共同プロジェクトを展開する。テーマに沿ったプロモーションイベントで香港の魅力をアピールするほか、本土と香港のＫＯＬ（キーオピニオンリーダー）を利用した新コンテンツを制作する。観光局は小紅書のプラットフォームを活用して、香港観光の宣伝効果を高めたい考えだ。
観光局の程鼎一（デーン・チェン）総幹事（事務局長）は10日、小紅書の文化・観光サミットに参加した。香港は2023年度に小紅書のユーザーに最も検索された本土域外の旅行先として表彰された。
