リバプールに続きアーセナルも痛恨黒星…終盤の連続失点でビラに0-2完敗、マンCに首位の座を明け渡す。冨安健洋は67分から出場

現地時間4月14日に開催されたプレミアリーグ第33節で、マンチェスター・シティ、リバプールと激しい優勝争いを繰り広げるアーセナルは、4位のアストン・ビラとホームで対戦。冨安健洋はベンチスタートとなった。

立ち上がりから押し込むアーセナルは11分、トロサールからペナルティエリア内でパスを受けたハバーツがシュートを放つが、古巣対戦の守護神エミリアーノ・マルティネスに阻まれる。

以降も度々チャンスを作るものの、先制点は奪えない。40分にはガブリエウ・ジェズスのクロスに、トロサールがゴール至近距離で合わせる。しかし、E・マルティネスの好守に遭い、超が付く決定機を逃す。

スコアレスで折り返すと、62分にティーレマンスに鋭いシュートを浴びるも、クロスバーとポストに連続して当たり、辛うじて失点は免れる。

【動画】アーセナル陣営が激怒した、バイエルン戦のノーPKシーン
1点が遠いなか、67分に最初の交代。トロサールとホワイトに代え、マルチネッリと冨安を送り込む。直近のバイエルン戦(2-2、チャンピオンズリーグ準々決勝・第1レグ)では出番のなかった日本代表DFは、そのままホワイトが務めていた右SBに入った。

さらに79分にはウーデゴーとG・ジェズスを下げ、ジョルジーニョとスミス・ロウも投入する。

ただ、84分にクロスがファーに流れたところで、フリーになっていたベイリーに押し込まれ、痛恨の被弾。追いかける展開となると、なんと直後の87分にもカウンターからワトキンスにネットを揺らされ、あっという間に2点ビハインドとなる。

結局、この日は最後までゴールを奪えず、0-2でタイムアップ。リバプール同様に手痛い黒星を喫した結果、ルートンに大勝したマンチェスター・シティに首位の座を明け渡した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社