生成AI活用により「10万6,000時間/月」の業務時間を創出/GMOインターネットグループ

GMOインターネットグループは、パートナーの生成AIの活用状況について定点調査を実施。生成AIの活用を進めた結果、グループ全体で約10万6,000時間/月、国内パートナー(従業員)の約11%にあたる663人/月に相当する業務時間を創出したことを発表した。(※1)(※2)

※1 国内全パートナーの約73%にあたる4,287人が生成AIを活用していると仮定し算出

※2 ひと月労働時間は(1日の勤務時間8時間)×(平均の営業日20日)=160時間で算出

調査結果・分析サマリー

  • 78.7%の国内パートナー(シフト勤務をのぞく)が生成AIを「業務に活用している」と回答(※3)
  • 国内パートナー(シフト勤務を含む)の73.2%が生成AIを活用したことにより、ひと月あたり約10万6,000時間、国内パートナー数の約11%にあたる663人相当の業務時間を創出した。2023年11月の調査時点と比べて、1万時間、63人月の増加となる
  • 業務に生成AIを活用しているパートナー1人あたりの業務削減時間は24.7時間/月(前回調査:24.6時間/月)
  • ・生成AIを業務活用していると答えたパートナーのうち57.7%が有料ツール(ChatGPT PlusやGitHub Copilotなど)を活用。すでに有料ツールを利用しているパートナーの98.9%が継続利用を希望しており、また、調査時点で有料ツールを使っていない人の74.2%が利用を希望していることがわかった

※3 シフト勤務:派遣パートナー(従業員)、アルバイトなどのパートナーのこと。シフト勤務を含む業務活用率は、73.2%(前回66.3%)で6.9ポイント増加

AI活用を行うパートナーの声、活用実績(※4)

※4 生成AIの活用においては、グループ各社で利用規定を策定・順守したうえで、非開示情報や個人情報の入力、著作権侵害などに配慮して業務を実施している

有料ツールの活用状況

自由記述により、活用している具体的な有料ツールを調査したところ、次のような結果になった(自由記述の出現が多い順に記載)

1.GitHub Copilot(開発者支援)

2.ChatGPT(文章生成・画像生成など)

3.Midjourney(画像生成)

4.Gemini(文章生成)

5.Claude(文章生成)

6.Canva(デザイン)

7.DeepL(翻訳)

8.miibo(会話型AI開発)

9.Notion(文章生成・タスク管理など)

10. Adobe Firefly(画像生成)

<調査概要>

  • 期間:2024年3月11日(月)~3月15日(金)
  • 対象者:GMOインターネットグループの国内パートナー(正社員、派遣社員、アルバイト)5,857人(有効回答5,235人)
  • 実施方法:アンケート

© 株式会社翔泳社