冒頭15分のみ公開、トレーニングで最も声を出していたのは? 高温と肌が焼けるような日差しのなか、サイドでの連係の確認も【U-23代表】

U-23アジアカップに挑むU-23日本代表は現地4月14日、カタールで合宿7日目のトレーニングを実施。冒頭の15分のみが公開された。

曇り空だった前日の涼しい気候とは打って変わって、この日は雲ひとつない青空。気温は30度で、中東の肌が焼けるような日差しが降り注ぐなか行なわれた。

ランニングや、ゴムチューブを使った1人2組のフィジカルメニューでアップをした後は、サイドでの連係を意識した練習。中央の選手が展開し、サイドでのワンタッチパスから、出し手がオーバーラップしてクロスを供給する。これにほかの選手全員がゴール前に飛び込みフィニッシュ、といったモノだ。

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コーチや各選手から激しい声出しがあるなか、このトレーニングで人一倍、「ナイスボール!」「いいぞ!」と周囲の選手を鼓舞していたのは、藤田譲瑠チマだった。

これまでの活動では山本理仁とともに、2人体制で主将を務めることが多く、今回のU-23アジア杯ではキャプテンが誰なのか正式な発表はないが、さすがのリーダーシップ、チーム牽引する力を改めて藤田から感じた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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