松山英樹、4日間通算7オーバーも前向き 「次のメジャーに向けて頑張りたい」

松山英樹はスコアを伸ばせずホールアウトした(撮影:GettyImages)

<マスターズ 最終日◇14日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

大会2度目の優勝を目指した4日間が終わった。トータル5オーバー・28位タイからスタートした松山英樹は1バーディ・3ボギーの「72」とスコアを落とし、トータル7オーバーで今年の「マスターズ」を締めくくった。

1番で3.3メートルのチャンスにつけたが、これがカップの手前で止まってしまう。「想定したよりは遅かったので、やっぱり1番のバーディパットをショートしたので、速いのか遅いのか分からなくなってしまって。そのあともよく分からないまま終わってしまいました」。流れに乗れないままラウンドが進んでしまった。

予選ラウンドは強風がコース内を吹き荒れ大苦戦。ギリギリながら予選を通過した。3日目はスコアをひとつ伸ばして、最終日の浮上を目指したが、最後まで歯車がかみ合わなかった。

それでも2年間続いた体調面の不安からは解放され、手応えも感じている。「その年のコースとの相性というのもあると思うので、その年の相性がよければチャンスはあるのかなと思います」。3年ぶりの大会2勝目は来年以降にお預けとなったが、悲観することはない。

シーズンはまだまだこれから、そしてメジャー大会はまだ3つ残っている。「次のメジャーに向けて頑張りたい」。5月の「全米プロゴルフ選手権」まだあと1カ月。前を向き、次戦へと進む。

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