学生が撮影、編集したビデオアート 26日まで公開 群馬県立女子大

 群馬県立女子大の学生がスマートフォンなどで撮影、編集した映像を紹介する「ビデオアートサマーキャンプ2023」が26日まで、玉村町の同大で開かれている。タイムスリップや眠れない日などをテーマにした2~4年生10人の20作品を会場のモニターで見ることができる=写真

 昨夏実施の集中授業「2023年度 芸術の現場へ5(ビデオアート)」で制作した動画を公開。映像作家で同大非常勤講師の森弘治さんが指導した。

 高野槙さん(3年)の作品「Trip(トリップ)―20」は、2003年製のコンパクトデジタルカメラで日常風景を撮ることで、タイムスリップしたような仕上がりになっている。宮永花音さん(2年)の「夢見が悪い」は、校内で撮影した映像などに逆再生、倍速といった効果を付け、眠れない夜に不気味な夢を見て落ち着かないさまが表現されている。

 作品は計約40分で、平日の午前10時~午後4時に繰り返し上映する。一部作品は来年3月末までインターネット上で公開している。問い合わせは同大(☎0270-65-8511)へ。

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