連敗リバプールのクロップ監督、前半で交代させた遠藤航に言及「ワタルとマッカはここ数週間で...」

ハーフタイム交代となった日本代表MFについて、指揮官が言及した。

4月14日に開催されたプレミアリーグの第33節で、遠藤航が所属するリバプールはクリスタル・パレスとホームで対戦。格下相手に0-1で痛恨の敗戦を喫した。

開始14分にエバレチ・エゼのゴ―ルで先制されたレッズは、何度もあった決定機を生かせず。最後まで1点を返せなかった。

これでプレミアリーグではここ2試合で、勝点5を失い、公式戦では0-3で敗れたヨーロッパリーグ・準々決勝のアタランタ戦に続き、ホームで2試合連続の完封負けとなった。

疲労も感じられた遠藤を前半でベンチに下げたユルゲン・クロップ監督は、試合後の会見で、「チーム内に疲労が生じているか」と質問を受けると、こう回答している。

「ワタルとマッカ(アレクシス・マカリステル)はここ数週間で少しプレーしすぎた。 おそらく、彼らは最もよく使われた2人で、特にマッカのほうかもしれない」

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指揮官は「他の選手たちは怪我から復帰した」と、カーティス・ジョーンズ、ドミニク・ソボスライ、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アンディ・ロバートソンらの名前を挙げ、こう続けている。

「このようなことすべてが原因で、数人のプレーヤーがたくさんプレーする必要があり、常に数人のプレーヤーが離脱していた。そんな状況があり、本当の答えがいま見つかったとしても、我々にとってはそれほど興味深いことではない。彼らが負傷しているかどうかなどを考えないようにして、目の前の相手を倒す方法を確実に見つけなければならない」

シーズンも残りわずか。故障や疲労などの状態やリスクを考えすぎず、プレーできる選手でベストメンバーを組んでいくということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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