B1富山グラウジーズ25連敗 広島に65-83

広島―富山 第1クオーター、シュートを狙う富山のウィリアムズ(中央)=広島サンプラザホール

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)富山グラウジーズは14日、広島県の広島サンプラザホールで、広島に65-83で敗れた。25連敗となり、通算成績は4勝49敗。勝率は全24チーム中、最下位のまま。勝率の下位2チームは2部(B2)に自動降格する。17日の第33節で富山がSR渋谷に敗れ、22位の茨城が勝った場合、富山のB2降格が決まる。

 富山は小野、伊藤、ウィリアムズ、上田、ヘソンが先発。前半は相手の統率が取れた守備に苦しみ、拙攻を繰り返した。スクリーンを駆使した好連係からウィリアムズらが得点したが、継続できず23-42で折り返した。

 後半に米山や高橋らで6本の3点シュートを沈めて意地を見せたが、前半の大差が響いた。

 桜木ジェイアール・スーパーバイジングコーチは「後半のスコアだけを見ると自分たちが上回っていた。この流れを次の試合につなげたい」と話した。

 17日の第33節で富山が敗れ、茨城が秋田に勝った場合、両チームのゲーム差は5から6に広がる。残り6試合を富山が全勝し、茨城が全敗すると、勝率で並ぶ。その場合、直接対決の成績で順位が決まるが、富山は茨城に0勝2敗で負け越しているため、降格圏の23位以下が決まる。

 茨城と23位の信州、富山の3チームの勝率が並んだ場合も、富山が23位以下となる。

富山 65 - 83 広島
(1Q) 12 - 22
(2Q) 11 - 20
(3Q) 20 - 23
(4Q) 22 - 18
▽観衆 4154人

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