2戦22失点のオリオールズがスイープ回避 新人ホリデーのMLB初安打から決勝点演出

○ オリオールズ 6-4 ブリュワーズ ●
<現地時間4月14日 オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ>

ボルティモア・オリオールズが接戦制して連敗ストップ。デビュー4戦目のジャクソン・ホリデー内野手(20)が初安打を放った。

先発したコービン・バーンズは昨季まで所属した古巣と対戦。初回、元バッテリーのコントレラスに先頭打者本塁打を浴び、いきなり失点。その後も6安打、2四球でランナーを出しながらも5回3失点(自責2)の投球。今カード2戦で計22失点を喫したオリオールズ投手陣だったが、3戦目はエースが試合を作った。

1点勝ち越しを許して迎えた7回裏。無死一塁から9番ホリデーがMLBキャリア初安打となる右前安打を放ってチャンス拡大。1番ガーナー・ヘンダーソンの適時打で同点に追いつき、2番アドリー・ラッチマンの併殺打の間にホリデーが勝ち越しのホームイン。これが決勝点となり、オリオールズが今カードのスイープを回避した。

ホリデーは、ロッキーズやカージナルスなどで活躍したマット・ホリデーを父に持つ2世選手。2022年のドラフトで全体1位指名を受け、オリオールズに入団。現地時間10日のレッドソックス戦で、父と同じ背番号「7」を身に着けてMLBデビューを果たしたが、3試合ヒットが出ず、前試合では欠場。再びスタメンに名を連ね、デビューから14打席目で初安打をマークした。

© 株式会社シーソーゲーム