大谷翔平、外野手グラブが“始動” 術後9度目の投球で「事前の準備」…今季守備の可能性

外野手用グラブでキャッチボールを行うドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

キャッチボールでウェブがクロスの形になった外野手用グラブを使用

ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地・パドレス戦前に外野手用グラブを使ってキャッチボールを行った。術後9度目のキャッチボールでは最多56球を投げた。

昨年9月に右肘手術を受け、来季の二刀流復活を目指す大谷は、2月のスプリングトレーニング中に外野手用グラブとファーストミットを新調。今季中に外野と一塁を守る可能性もゼロではなく、「事前の準備がどういう時も大事」と話していた。

外野手用グラブはウェブ部分がクロスの形になっている。クラブハウスで2つのグラブの感触を確かめることはあったが、キャッチボールで使用するのは初めてだった。この日はノーワインドアップで25球、セットポジションで31球。来季の投手復活前に外野手としての姿が見られるかもしれない。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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