U-23アジアカップが現地４月15日に開幕。その取材のため、11日に首都ドーハに入った。
街には、一部ホテル前のフラッグやビルの壁面に『2024 AFC U-23 Asian Cup』の文字を見かけたが、ユニホームを着て歩いている人がいるわけでもなく、雰囲気からはそこまで大きく盛り上がっている印象は受けない。そこで現地人がどこまで大会開催を認知しているのかが気になった。
地下鉄の駅のカフェに立ち寄った際、店員に「観光かい？」と訊かれたため、仕事で来ていると伝えたうえで、今大会を知っているか尋ねると、「知ってる！知ってる！」と大きなリアクション。「君は選手なのか？」と言ってきたので、しっかりと日本のメディアであると訂正した。
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またU-23日本代表の練習場に向かうために利用したタクシーの運転手も、「もちろん知ってるよ」とし、こう語った。
「U-23アジアカップはカタールでも有名だよ。私は時々、大会関係者も乗せるしね。近年は大きな大会が多いから、カタールには色んな国の人が来るんだ。日本人もとても多いよ」
この運転手にどこが優勝すると思うか訊くと、満面の笑顔で「それはカタールだ」と当然と言えば当然の返答。彼は続けて、「日本も強いから優勝もあると思う」と付け加えた。
訊けたのは２人のみだが、U-23アジア杯の現地の認知度はある程度あるようだ。
取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）
