世界NO.1シェフラーが2度目のマスターズ制覇 松山英樹38位、ウッズ60位

圧倒的な強さでマスターズ2勝目を果たしたスコッティ・シェフラー(撮影:GettyImages)

<マスターズ 最終日◇14日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>

「マスターズ」の最終ラウンドが終了した。単独トップで出た世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)が7バーディ・3ボギーの「68」をマーク。トータル11アンダーで逃げ切り、2年ぶり2度目のグリーンジャケットを獲得した。メジャー通算2勝目、米ツアー通算9勝目。

ライバルの追随を許さなかった。1つ落として迎えた8番パー5から3連続バーディを奪取。後続が次々とスコアを落としていくバックナインでも集中力を切らさず、13、14、16番と立て続けにバーディを奪った。2位と4打差で迎えた最終18番をパーで締めると、パトロンからの大歓声を浴びながらキャディとハグで喜びを分かち合った。

トータル7アンダー・2位に初出場のルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)。トータル4アンダー・3位タイにはコリン・モリカワ、マックス・ホーマ(ともに米国)、トミー・フリートウッド(イングランド)が入った。

2021年大会覇者の松山英樹は「74」と伸ばせず。トータル7オーバー・38位タイで4日間を終えた。

連覇を狙ったジョン・ラーム(スペイン)はトータル9オーバー・45位タイ。歴代1位の出場24大会連続で決勝を戦ったタイガー・ウッズ(米国)はトータル16オーバー・最下位(60位)に終わった。

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