巨人23歳は「去年と別人に」 “3冠王”→打率.063、逆襲の1番打者が「マジ覚醒」

広島戦で2ランを放った巨人・萩尾匡也【写真:小林靖】

巨人の2年目萩尾は14日広島戦で逆転の2号2ラン

■巨人 2ー1 広島(14日・東京ドーム)

巨人の2年目・萩尾匡也外野手が定位置獲得へ、猛アピールを展開中だ。14日の広島戦(東京ドーム)に「1番・左翼」で先発出場し、3回に逆転の2号2ラン。23歳の躍動にファンも期待。「巨人版の鈴木誠也になれ」「1番で使い続けてほしい!」と声をあげている。

1点を追う3回1死一塁。萩尾は広島の先発ハッチの高め変化球を捉え、左翼席に運んだ。この一振りがモノを言って、巨人は2-1で勝利。6連勝を飾った。この日が今季8試合目の1番での出場。3日の中日戦(バンテリンドーム)でプロ1号、12日の同カードでは2安打2打点を記録するなど存在感を発揮している。ここまで13試合で打率.268、6打点だ。

慶大4年秋に3冠王に輝き、2022年ドラフト2位で巨人に入団した。しかし、1年目の昨年は打率.063(16打数1安打)、10三振。一方で2軍では打率.283、7本塁打。オフに参戦したアジアウインターリーグでは打率.326、1本塁打の好成績をマークし、飛躍への足掛かりを得て2年目を迎えていた。

ファンも23歳の打棒に注目。SNSに「これは六大学3冠王のバッティング」「めっちゃいいなぁ」「去年と別人になってる」「最近の活躍凄い」「1番で使い続けてほしい!」「新人王あるでこれ!」「萩尾マジで覚醒やな」とコメントが並んだ。このままレギュラーを掴み取るか、注目だ。(Full-Count編集部)

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