カブス、救援陣がリード死守でカード勝ち越し 鈴木誠也は打球速度160キロ超えマルチ安打

● マリナーズ 2-3 カブス ○
<現地時間4月14日 T-モバイル・パーク>

シカゴ・カブスが逃げ切り勝利でカード勝ち越し。鈴木誠也外野手(29)は「2番・指名打者」でフル出場し、4試合ぶりのマルチ安打をマークした。

マリナーズ先発は昨季14勝の右腕カスティーヨ。初回の第1打席はカウント3-1から低めシンカーを捉え、左中間への二塁打。続くコディ・ベリンジャーの内野安打と相手の失策の間に先制点を記録した。

第2打席は空振り三振に倒れたが、第3打席は再びシンカーを捉えて左前安打。打球速度100マイル(約161キロ)を超える2本の好打でマルチ安打を記録した。

カブスは6回2死からブルペン4投手が1点リードを守り切って勝利。7回裏には一死一、三塁、8回裏には一死満塁の状況を迎えるも、ともに併殺打に仕留めてピンチ脱出。最終回は守護神アドバート・アルゾレーが登板。二者連続三振の後、安打で同点の走者を背負うが、代走ロドリゲスを牽制で刺し、今季3セーブ目を挙げた。

この試合の鈴木は4打数2安打、1三振の内容。前日の試合に続き、決勝点に絡む活躍を見せた。今回のシアトル遠征から3試合連続安打をマークし、今季成績は打率.305、OPS.893となっている。

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