ねこの“下僕”になった飼い主 何をされても愛おしい…愛猫ファーストな生活に共感殺到

パソコンの上に寝そべるねこ【写真提供:yoppapa(@yoppapaaaa)さん】

愛猫や愛犬を迎え、“動物ファースト”の生活を送る飼い主さんは多いでしょう。お世話だけでなく、金銭的な負担など、動物を飼育するのは大変なこともたくさんあります。しかし、それを超えるほどの癒やしパワーがありますよね。X(ツイッター)では、愛猫に“ネコハラ”を受けるも、幸福を感じるという飼い主さんのコメントに共感が殺到。飼い主のyoppapa(@yoppapaaaa)さんに詳しいお話を伺いました。

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かわいい“ネコハラ”と“わかりみが深い”コメントに共感

ノートパソコンの上に横たわる1匹のねこ。飼い主さんの作業を邪魔しているようですが、愛猫にメロメロな飼い主さんは、こんなコメントを添えて写真をXに投稿しました。

「やっぱり不思議だ。この日本語すら通じないちっこい同居人との生活がこんなにもおもしろく楽しいとは。キャットファーストボクラストで家事も一切分担してくれないのになんの不満もない。普通なら考えられない。ほんと不思議」

「キャットファーストボクラスト」とは造語で、「猫が第一、僕は最後」という意味。人間の同居人であれば、家事分担もなく、何かしているのを邪魔をされれば不満が溜まるもの。しかし、かわいいねこが相手とあれば、なんでも許せてしまうのです。ねこが最優先の生活に、しみじみと幸せを感じる飼い主さんの言葉には、1.9万件の“いいね”が集まりました。

リプライ(返信)には「ねこ様はその存在だけで人を幸せにしてくれますよね」「まったく同感です ただ隣にいてくれるだけで満足です」「人間相手なら許せない所業でも、かわいくてかわいくて それがねこ様です」など、共感の声が殺到。

また、「ほんとそれです 噛みつかれても引っかかれても、家中ボロボロにされても、かわいくて仕方なくて癒やされます」「ソファにおしっこをかけられても、ベッドでうんちをされても、そこらでゲロっぴされても、一緒にいたいと思わせてくれる魔性のねこ」といった、ねこの困った行動も愛おしいと感じる人の声が寄せられています。

パソコン上で撫でられるルネちゃん【写真提供:yoppapa(@yoppapaaaa)さん】

生活のすべてが「キャットファーストボクラスト」

かわいらしい“ネコハラ”を披露してくれたのは、ジェネッタの女の子で生後8か月の「ルネ」ちゃん。10年ほど前からねことの暮らしを望んでいた飼い主さんは、昨年ついに決心し、希望通りの“ツンデレ女子”であるルネちゃんをお迎えしました。

素敵なお名前は、20世紀に活躍したベルギーの画家、ルネ・マグリットが由来。日々、気まぐれに甘えては、飼い主さんを楽しませています。話題の写真が撮影された日も、ルネちゃんは“ねこ様”の魅力を発揮しました。

「毎日一度はあるのですが、YouTubeなどを観ているとやってきて、この状態になります。仕事中は隔離しているので、写真のパソコンは遊び用です。対策としてキーボードロックツールを入れているのですが、見づらいしタッチパッドのみの操作も不便です」

いつも15分ほど座り続けては、ふらりと去っていくルネちゃん。飼い主さんは、ちょっぴり不自由さを感じているようですが「キャットファーストボクラスト」というフレーズを生み出すほど、“ねこ沼”にどっぷりと浸かっているようです。

「『キャットファーストボクラスト』は日常のすべてに当てはまりますが、自分が何をしていても、ルネがトイレをすれば掃除し、仕事中以外は寄ってくれば撫でてやって相手をし、という感じです」

“ツンデレ”なルネちゃんのお茶目な姿に爆笑

飼い主さんのXアカウントには、椅子の間に挟まって動揺するも、何事もなかったかのように立ち去るルネちゃんを撮影した、かわいくも笑いを誘う投稿が固定されています。

「この動画を撮影したのは、お迎えして2か月ほど経った頃だったと思います。親族や友人たちが見られるように、日々の様子を録画してYouTubeにアップしており、なにげなく撮影していたらあのシーンが発生しました。おもしろかったので、ショートとしてアップしています」

ルネちゃんのお茶目な姿も見逃せませんね。これからも、自由奔放な振る舞いで、飼い主さんをメロメロにするでしょう。

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