“アジアの星”引退まで暗示した歌手BoA、悪質ユーザーへの大規模な告訴を勧める…回復は可能?

歌手BoAの所属事務所SMが大規模な告訴進行を知らせた。引退を暗示するほどの厳しい時間を過ごしているBoAは回復するのだろうか。

BoA のプロフィール

11日、BoAの所属事務所SMエンタテインメント側は、「現在、さまざまなSNSおよび動画共有プラットフォーム、オンラインコミュニティなどを中心に、アーティストに対する虚偽事実の流布、悪意的な人身攻撃、侮辱、誹謗(ひぼう)が持続的に発生していることにより、当社のアーティストの権利侵害関連の法的対応を担当している法務法人(有限)世宗(セジョン)をはじめに、追加的に外部の法律専門機関とも共助し、韓国内外で大規模告訴を進行している」と明らかにした。

続けて「当社はすでに多数の投稿により十分な資料を収拾し、サイバーレッカーなどの特定事例に対する調査および告訴を進行中。また持続的な情報収集を通じて、法的責任を最後まで問う計画」と強硬な立場を見せた。

それと共に「上記のような行為が一人として耐えがたいほどに深刻な水準に達し、これによりアーティストが大きな精神的苦痛に見舞われ、非常に大変な時間を過ごしている。当社は善処や合意なしに関連する行為者たちを法的に処罰されるようにする方針であり、今、この瞬間にも悪意的な投稿を掲載するすべての行為が処罰対象になりうることを認知してほしい」と伝えた。

SMは「再びこのような行為が個人の名誉と尊厳性を害する犯罪行為であることを明確にし、関連法令によりこのような行為者は強力に処罰される可能性があることを厳重に警告する。アーティストに対する無分別な攻撃を中断してくださることを心からお願いしたい」と呼びかけた。

これに先立ちBoAは何度もSNSで悪質な書き込みをする人々を狙撃し、つらい時間を過ごしていることを明らかにしたことがある。先月29日、BoAは自身のチャンネルのストーリーに「管理をしなければしないと悪口を言い、すればしたと悪口を言って…またやせすぎだから少し太れと言って、太れば豚みたいだと言って。あなたたちの面相は知らないが、人生をそんなふうに時間を無駄遣いするな」とし、「申し訳ないけど、私はBoAだ」と不快感を示した。

また先月30日に放送されたチャンネルAの「ニュースA」に出演したBoAは、「公開された人生を生きなければならない芸能人たちが腹いせの対象にならないことを願う」と、悪質なコメントに対する所信を伝えた。

そうするうちに危うい姿を見せたりもした。BoAは6日、自身のチャンネルのストーリーに「もう契約が終わればウンテしてもいいですよね??」という文を残した。引退を表す“ウンテ”を違う言葉に打ち間違いユーモアで書いた文ではないかという反応もあったが、BoAは「私が打ち間違いがありましたよね、引退」と明確にし、ファンたちの懸念を醸し出した。

BoAの引退言及にファンたちの心配交じりの応援のメッセージが続くと、BoAは翌日の7日、「私の契約は2025年12月31日までです。その時までは本当に幸せに歌手BoAとして最善を尽くします。心配しないでください。私の愛するJumping(ファン名)たち」と書いた。しかしまもなくBoAのSNSの投稿が全部消え、切なさを増した。

BoAは2000年にデビューし、“アジアの星”と呼ばれ、韓流ブームを巻き起こした主役。これまで数多くの悪質なコメントで苦しんできたBoAは、引退を思いつくほどにつらい時間を過ごしている。今回の大規模告訴を通じて、BoAが苦痛から解放されるか、視線が集まっている。

BoAのプロフィール

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