沖縄本島南部・北部と久米島に大雨警報 那覇など6市町村には土砂災害警戒情報 浸水や川の増水に注意を呼びかけ

 沖縄気象台は15日午前9時現在、沖縄本島の南部と北部、久米島に大雨警報を発表している。

 16日午前6時までの24時間に予想される雨量は沖縄本島地方の多い所で100ミリの見込み。雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物内に移動し、安全を確保するよう呼びかけている。

 那覇市、豊見城市、糸満市、久米島町、国頭村、東村には土砂災害警戒情報も出ている。土砂災害の危険性が非常に高くなる見込みで、沖縄気象台は15日夕方にかけて、土地の浸水や河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意が必要としている。

 伊是名村内花では14日午前0時から15日午前6時までに145ミリの降水量を観測した。

14日から雨が続く本島中部では大気が不安定となり断続的に雷鳴や稲光が確認された=15日午前1時半ごろ、沖縄県浦添市
14日から雨が続く本島中部では大気が不安定となり断続的に雷鳴や稲光が確認された=15日午前1時半ごろ、沖縄県浦添市

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