ガーディアンズが逆転サヨナラ勝利で10勝目 元巨人ビーディがMLB復帰後初勝利

○ ガーディアンズ 8x-7 ヤンキース ●
<現地時間4月14日 プログレッシブ・フィールド>

クリーブランド・ガーディアンズが延長戦を制して今季10勝目。元巨人のタイラー・ビーディ投手(30)がMLB復帰後初勝利を掴んだ。

ガーディアンズが1点リードして迎えた9回表、守護神エマニュエル・クレースが二死一塁から1番ボルペに適時二塁打を浴び、痛恨のセーブ失敗。7-7の同点で延長タイブレークに突入し、10回表はビーディが登板。無死満塁から5番リゾの2点適時打で勝ち越しを許すも、一死の後、7番バードゥーゴを併殺打に仕留め、1回2失点でイニングを完了させた。

2点を追う10回裏、ガーディアンズは2本の安打と内野ゴロでしぶとく同点に追いつき、最後はアンドレス・ヒメネスがサヨナラの犠牲フライ。適時打無しで2点差を逆転し、今季10勝目。ビーディがMLBで2年ぶりとなる白星を手にした。

ビーディは2018年にジャイアンツでMLBデビュー。2023年から巨人へ移籍し、代役で開幕投手を務めるなど先発とリリーフで30試合に登板し0勝6敗、7ホールド、1セーブ、防御率3.99の成績を残し、1年限りで退団。今年1月にガーディアンズとマイナー契約を結び、招待選手としてのキャンプ参加を経て、開幕ロースター入り。今季はこれまで7試合に登板して2ホールド、防御率3.38をマークしている。

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