東証反落、下げ幅一時700円超 午前終値は3万9114円

東京証券取引所

 週明け15日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。下げ幅は一時700円を超え、節目の3万9000円を10日ぶりに下回った。中東情勢の緊迫化で投資家心理が冷え込み、幅広い銘柄が売られた。前週末の米株安の流れも引き継いだ。

 午前終値は前週末終値比409円36銭安の3万9114円19銭。東証株価指数(TOPIX)は13.95ポイント安の2745.69。

 東京外国為替市場の円相場は対ドルで値下がりした。一時1ドル=153円70銭台を付けて約34年ぶりの円安ドル高水準を更新し、内需関連株などの重しとなった。

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