団員約710人が操法技術競う 津山市消防操法大会 厳しい訓練の成果発揮/岡山・津山市  

第64回津山市消防操法大会(同市消防団主催)は14日、岡山県津山市の勝北総合スポーツ公園で開かれ、8方面隊24分団の代表選手が日ごろの練習で磨いた操法技術を競った。ポンプ車は阿波方面隊が16年連続16回目、小型ポンプは東部方面隊広野分団が2年連続19回目の優勝を飾った。

団員約710人が参加。開会式では竹内英記団長が「厳しい訓練で培った団結力を十分に発揮してほしい」と訓示。選手を代表して昨年の小型ポンプの部優勝チームの広野分団の竹内雄基班長が「消防精神にのっとり、正々堂々と戦うことを誓います」と宣誓した。

ポンプ車の部に10チーム、小型ポンプの部に16チームが出場した。選手たちは指揮者の号令に合わせてきびきび動き、ホース延長やポンプ操作などを迅速に行った。津山圏域消防組合の職員が正確さ、時間などを審査。応援の団員らが選手の健闘に拍手を送った。

各部門の優勝チームは7月7日、県消防学校(岡山市東区瀬戸町)である県大会に津山代表として出場する。

また大会に先立ち本年度入団式があり、63人が新団員となった。

成績、優秀選手は次ぎの通り。(敬称略)
【ポンプ車】①阿波方面隊183点②東部方面隊河辺分団164.5点③東部方面隊神庭分団148.5点
【小型ポンプ】①東部方面隊広野分団88点②加茂方面隊新加茂分団87点③東部方面隊高倉分団80点

宣誓する竹内選手

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