トケマッチ元代表、旅券が失効 返納命令応じず、元社員も

「トケマッチ」の運営会社の元代表福原敬済容疑者(運営会社HPから)

 所有者から預かった高級腕時計を貸し出すシェアリングサービス「トケマッチ」を巡り、無断で時計を売却したとして業務上横領容疑で指名手配された運営会社元代表ら男2人の旅券が失効したことが15日、外務省関係者への取材で分かった。12日までに返納するよう命令が出ていたが、応じなかった。

 2人は「合同会社ネオリバース」(大阪市)の元代表福原敬済容疑者(42)と、元社員永田大輔容疑者(38)。外務省によると、失効により不法滞在になるかどうかは滞在国の判断になる。警察庁は、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて2人を国際手配している。

© 一般社団法人共同通信社