長崎国際大がサヨナラ勝ち! 北部九州大学野球開幕戦 近大産に4-3

【近大産業理工学部―長崎国際大】6回2失点と粘投した長崎国際大の猿渡=別大興産スタジアム

 第111回九州地区大学野球選手権北部九州ブロック大会1部リーグ第1週第1日は13日、大分市別大興産スタジアムで3試合が行われ、長崎国際大は近大産業理工学部に4-3でサヨナラ勝ちして開幕戦を飾った。
 長崎国際大は0-2で迎えた七回、先頭野中の右翼越え三塁打と有馬の右前適時打で1点を返し、さらに遠藤の犠飛、知念の右前適時打で3-2と逆転に成功した。八回に追いつかれたが、九回に二つの四球と野選で満塁とすると、水安が四球を選び、押し出しでサヨナラ勝ちした。投げては先発猿渡が6回2失点と粘投。七回からは牧原、髙野、谷本とつないで1失点に抑えた。
 的野監督は「相手の投手が良いことは分かっていたので終盤勝負だと思っていた。よく最後まで粘り強く戦ってくれた」と選手たちをたたえた。
 6連覇を狙う日本文理大は別府大に7-5で逆転勝ち。久留米工大は西日本工大を5-2で下した。

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