EV部品工場、4月下旬に着工 八幡平のプラ部品製造ニュートン

新工場の完成イメージ図(ニュートン提供)

 八幡平市大更の精密プラスチック部品製造ニュートン(資本金6787万円、太布(たふ)竜央社長)が同市野駄に整備する新工場の工事安全祈願祭は11日、現地で行われた。電気自動車(EV)向けなど車載部品の量産拠点となる。

 太布社長、田面木哲也会長、佐々木孝弘市長ら関係者20人が出席。神事を行い、工事の安全を祈った。今月下旬に着工し、2025年1月の稼働を見込む。

 新工場は東北道松尾八幡平インターチェンジ(IC)西側の約7ヘクタール内に建設する。鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積4277平方メートル。総工費13億円を見込み、年間売り上げは現在の約15億円から段階的に倍増を目指す。

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