「現行犯逮捕せよ!」敵打者のホームラン球をキャッチしたド軍男性ファンの“珍行動”に米爆笑!「おい、すり替えたぞ」「初めて見た」

ドジャースファンのよもやの珍行動が大きな話題を呼んでいる。

現地4月14日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でサンディエゴ・パドレスと対戦。0-0で迎えた4回表、パドレスの攻撃だ。左腕パクストンが投じた速球をマチャドがジャストミート。打球は左中間スタンドに飛び込むソロホームランとなった。

その球を持参したグローブでキャッチしたのはドジャースファンの男性。敵打者の本塁打球などいらないとばかりに、すぐさまフィールドにボールを投げ込んで、ファンとしての気概を示した。ところが、中継映像がスロー再生されると驚きの事実が発覚する。なんと男性は捕球したボールをグローブの中でキープしたまま、仕込んでいた別の球をポケットから取り出して投げ返していたのだ。

これにはMLB公式サイトが「フェイクボールだ」と指摘すれば、地元メディア『Dodgers Nation』も「違うボールを投げ返したぞ」とすぐさま反応。SNS上でも「嘘っぱちだ!」「おい、すり替えたぞ!」「現行犯逮捕せよ」「ニセの忠誠心」「上手くやったな」「めちゃくちゃ笑える」「あんなの初めて見たよ」などなど、さまざまな反応が寄せられた。
やってのけた本人はしたり顔でスマホを手に、SNS上での反響ぶりをチェック。するとライブ中継中の『ESPN』が本人の元へ駆けつけて直撃インタビューを敢行する。男性は「ドジャースファンだけどマチャドのファンでもあるんだ。でも熱狂的なドジャースのファンだとボールをキープすると批判されちゃう。だから万が一に備えてポケットにボールを入れてきたんだ。準備万端だったよ」と興奮気味に語り、「周りは気づいてないから、みんなハイタッチしてくれた。ボールは大切に飾るよ」と続けた。

試合は3対6でドジャースが敗北。注目の大谷翔平vsダルビッシュ有の対決は3度実現し、大谷の3打数ノーヒット(2三振)に終わっている。

構成●THE DIGEST編集部

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