品川区 新たな「いじめ予防プログラム」本格スタート

品川区が今年度から新たに策定した「いじめ予防プログラム」が、4月11日に本格的にスタートしました。

品川区の新たないじめ予防プログラム」は、『いじめ予防の授業』『教員研修』『調査のデジタル化』を軸に、今年度から実施されます。

4月11日は、区立の小・中学校に勤務する教員を対象にした、いじめ防止教育研修の1回目が行われました。

教員研修は、年10回実施する予定で、区内すべての教員で共通理解をもっていじめ防止に取り組むとしています。

また、新たな「いじめ予防プログラム」では、すべての児童・生徒を対象に、1人1台配られるタブレット端末を活用した4つの調査も行われます。

デジタル化により、組織全体で調査結果を早期に把握し、素早いいじめ対応を図ります。

(品川区 教育総合支援センター 丸谷大輔センター長)
「いじめが起きた後の相談窓口の設置とか対応にはかなり力を入れてこの10年間やってきたが、これからは、いじめ予防でもしっかりと、先生の意識も変えてもらって、何より子どもたちが変わっていく所に期待して進めていこうと思っています」

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