〈上越市各区 桜が満開、見頃〉浦川原区・桜づつみ公園 満開の下で観桜会

堤防に植えられたソメイヨシノが満開。道がアスファルト舗装され、以前より歩きやすくなった

浦川原区長走の桜づつみ公園で13、14の両日、「浦川原桜づつみ観桜会」が開かれている。保倉川沿いの堤防に咲いたソメイヨシノが見頃を迎えている。

堤防には160本のソメイヨシノのほか、オオシマザクラやしだれ桜が植えられている。10日ごろから開花し、13日は多くの木が満開となった。

観桜会は地元のNPO法人「浦川原桜づつみ公園を守る会」が毎年4月の第2土、日曜に開いており、今年は最高のタイミング。同会の会員たちがテントを張り、おにぎりや焼き鳥、ビールなどの飲食物を販売。ごちそうを持ち込んで宴会をするグループも複数見られた。

一昨年から昨年にかけて県が堤防の道をアスファルト舗装したため、以前より歩きやすくなった。同日も小さな子どもを連れた家族が多く訪れ、桜の下の散歩を楽しんでいた。

同会の村松千恵子代表は「子どもも大人も高齢者も、来た人みんなに楽しんでもらいたい」と話す。区内から訪れた女性は「きれいで静かで、雰囲気がいい」と話していた。

14日は午前10時から午後7時ごろまで。桜のライトアップも行う。

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