森高千里「55歳でもミニスカ」のプロ魂…トレードマーク化はデビュー時の試練がきっかけ

GO!GO!(C)日刊ゲンダイ

このほど55歳になった歌手の森高千里がステージでミニスカを披露し絶賛の嵐だ。本人も気を良くしたのか、SNSで公演を振り返りつつ、こうつづった。

《皆さんの声援もさらにパワーアップしてましたねー。たくさんお祝いもしてもらいましたよ~!“GO!GO!”な1年にしまーす》

体形や美脚維持のためのエクササイズや食事管理はかねて語っているが、ミニスカへのこだわりにはプロ魂が込められているのだそうだ。

「1986年に『第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト』でグランプリに輝いたのが芸能界入りのきっかけでした。翌年に『NEW SEASON』で歌手デビューしたのですが、当初はバラエティーで着ぐるみ姿で出されたりして悩み、ストレスで2度入院してしまった。そうした試練で吹っ切れ、自分で自分を売り出し、そのセールスポイントとして押し出したのがミニスカ。もともとミニスカが好きだったそうですけど、これがウケて、トレードマークとなっていったそうです」(森高に詳しい某放送作家)

デビュー当初はバンドブームで、「女の子でソロでやっていくには、とにかく目立たなきゃいけない」とも思ったらしい。当初はスタッフからも「短すぎ」と止められたが、森高はデビュー25周年の2012年、オリコンニュースでこう語っている。

「ステージで地味な自分は想像つかないというか、私は昔からステージに立つ人のイメージって、こういう派手な衣装を着ているイメージだったんですね」

■55歳からさらにゴーゴー

そうやって、こだわり続けて55歳。さらにゴーゴー、というのである。

私生活では俳優の江口洋介(56)と1999年に結婚。「できちゃった結婚」と騒がれ、1男1女にめぐまれた。

「江口は亭主関白で、森高は家ではそんな亭主を立てているのだとか。パフォーマンス健在の背景には、家庭円満もあるのかもしれませんね」と前出の放送作家は続けた。

芸能リポーターの平野早苗氏はこう言う。

「見た目の若さも声量も、かわいらしい声色もほとんど変わらず、今回のツアータイトルの通り、『今度はモアベターよ!』を地で行かれているのでしょう。そして何といってもミニスカート。ある程度年齢を重ねると、似合う人はそうそういないなか、美しさを保ち、それを続けようという心意気が素晴らしいと思います。かつて朱里エイコさんが美脚に保険をかけて大事にされていたものですが、森高さんもベストの状態を保つよう努力されているのでしょうね。さらなるモアベターがたのしみです」

人生100年時代。生涯ミニスカ宣言だ。

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