漫画『カードゲームうさぎ』に4300万円の支援 作中のカードゲームを制作

漫画『カードゲームうさぎ』に登場する、架空のトレーディングカードゲーム(TCG)の制作を目指したクラウドファンディングプロジェクトが、4300万円を超える支援を集めて話題になっています。

4月5日にプロジェクトを公開後、1時間も経たない間に目標金額の400万円を達成。勢いは止まらず支援が集まり続け、ストレッチゴールの600万円、800万円、1000万円も5日中に達成してしまいました。

上記の通り、プロジェクトの公開から8日後の現在は、当初の目標金額を大幅に超える4300万超を記録しています。

期間は残り49日とかなりの日数が残されているため、支援額はまだまだ伸びを見せるはずです。

ワタルによるX投稿漫画『カードゲームうさぎ』

『カードゲームうさぎ』は、TCG『Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)』プレイヤーで漫画家のワタルさんが、XとpixivFANBOXで連載している漫画です。

うさクズとうさカス、二匹のうさぎを中心に、架空のTCG「アニマルカードゲーム(ACG)」に熱中する登場人物たちの物語が描かれています。

今回のクラウドファンディングでカード化を目指しているのは、この「アニマルカードゲーム」となります。

漫画の各編は「うさぎとうさぎの奮闘記」「鷲崎伝」「エピソード・ライ太」と分かれており、現在「エピソード・ライ太」がXで連載中。pixivFANBOXでは、最新話がXに先行して公開されています。

なお、ワタルさんはpixivアカウントに「うさぎとうさぎの奮闘記」「鷲崎伝」をまとめて掲載しているので、そちらから読むのが便利です(外部リンク)。

「ゲームマーケット」などに参加 試遊会も

プロジェクトを公開しているクラウドファンディングサイト・CrowdFansには、「ACG」を実際につくることになった経緯がワタルさんの手記で綴られています。

「ACG」のカード化企画をワタルさんに提案した大興印刷株式会社とのやり取りなど、クラウドファンディングへ繋がる前日譚が分かる内容になっているため必読です。

肝心のカードの情報も公開されており、カードイラストやデッキのイメージ画像を見ることができます。公式Xでも随時、開発中のイラストがお披露目されています。

さらに、今後のスケジュールとして、国内最大のアナログゲームのイベント「ゲームマーケット2024春」への参加や、ブシロードが主催する「カードゲーム祭2024」での試遊会の開催を予告しており、2025年にはファンミーティングもある(?)模様。

また、トレーディングカード専門店・ドラゴンスターの池袋店とオタロード中央店で、5月に先行体験会が行われることも決定しています(申込みは受付終了)。

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