通学路で交通安全呼びかけ 広島

春先から増加する小学生の事故を防止しようと、県警が通学路で交通安全を呼びかけました。

自転車や車などの交通量が多い南区の比治山小学校の通学路では、警察官10人が街頭に立ち登校する児童に声をかけるなど交通安全を呼びかけました。

これまでは交通違反の取り締りが中心でしたが、自動車通行禁止区域にコーンを設置するなど違反予防に重点を置いたということです。

小学生以下の事故は春先から夏前にかけて増加する傾向があり、去年、県内では児童の登下校中に29件ありました。

広島南警察署交通第2課長 小瀧光司警部「子どもというのは興味があるところですぐパッと行動して走り出したりすることがあるので、飛び出したりしないように周囲の安全を確かめて歩いてください」

この街頭指導は全国で一斉に行われ、県警は交通ルールの徹底を呼びかけています。

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