新幹線利用者に宇都宮市内の魅力を感じてもらおうと、JR宇都宮駅は新幹線改札内に次世代型路面電車(LRT)「ライトライン」などのオブジェを展示している。
オブジェは全長約2メートル。宇都宮市内在住の照明造形作家鎌田泰二(かまたたいじ)さんが制作し、「うつのみやイルミネーション2023」で展示されていた物を宇都宮市から借り受けた。乗り場に関する問い合わせが多いことから、案内図も掲出している。
宇都宮市内の観光名所にちなみ、大谷石や「若竹の杜(もり) 若山農場」(宝木本町)の竹を使ったオブジェも併せて紹介している。
JR宇都宮駅の北野谷伸一(きたのやしんいち)駅長は「せっかく宇都宮に来たなら乗り換えだけでなく、改札の外に出て楽しんでもらうきっかけになれば」と話した。
新幹線を利用せずに見学する場合、入場券(150円)が必要となる。