小泉孝太郎「東京のお父さん!」心の恩人との再会に涙があふれる…懐かしい料理を頬張り「おいしいです」と涙…

俳優の小泉孝太郎が4月14日放送の『おしゃれクリップ』に出演。7年前に閉店したトンカツ屋の店主と再会し当時の思い出を語った。

番組では小泉が7年前まで「一人でしょっちゅうオープンからラストまでいた」という、かつて赤坂にあったトンカツ店『かつの玄琢』(げんたく)を紹介。小泉は「僕は東京のお父さんって呼んでた方の(店)。お父さんが揚げてくれるトンカツが大好きで。すごい一見怖そうなんですけど話すと優しさが滲み(にじみ)出て。そのお父さんとのこのカウンター越しが心地よくてなんでも色々話してましたね」と語った。VTRで店主の中山さんが10年前に胃がんを患い年齢も相まって店仕舞した事情を説明すると小泉は「体力的にもう厳しいから来年のいちじつ閉めるって言うのは話してくれたんですよ。胃がんっていうのは僕初めて知って」とショックを受けた様子。お店の最終日に会って以来連絡も取れていなかった店主の中山さんがこの日サプライズでスタジオに登場すると2人は両手をしっかり握りあい、小泉が涙を浮かべて「すみませんわざわざ」「ありがとうございます」と言うと中山さんも「ありがとう」と答え、抱き合って再会を喜んだ。

中山さんから「(病気から)10年経ちましたがもうそっちの方は寛解ということで」と告げられると小泉は「あぁ!よかった!」と安心した表情を見せた。

閉店の知らせを聞いた時は「お父さんの人柄ももちろんだしお父さんが揚げてくれたトンカツも大好きだったから両方を失ってしまうような、あの味ももう食べられないんだなそしてお父さんにももうあそこで会えないんだな。その2つの悲しみがありましたね」と語った小泉に中山さんからのサプライズが。当時小泉がよく食べていたカツサンドを「孝太郎のためならえんやこらで作りました」と持ってきてくれた。小泉はそのカツサンドを一口頬張ると大きくうなづき、こらえきれずに涙を流した。言葉にならない小泉に中山さんは「なかなかね、当時と同じようにはできないけどね」と声をかけると小泉は「めちゃくちゃおいしいです」と声を絞り出した。

MCの井桁弘恵に「当時を思い出しますか?」と問われた小泉は「思い出しちゃいましたね。自分ってあの時悩んでたんだなとかもね。本当にこの先やっていけんのかなとか不安な気持ちも誰にもこう見せなかったでしょうから。苦しい時辛い時にお父さんの何気ないこの会話とか言葉が癒してくれたり奮い立たせてくれたり。お父さんの優しさっていうのちょっと思い出しちゃって」と言うと中山さんは「涙が出ちゃうなぁ」と優しく微笑んだ。小泉は「いやもう最高にうれしいです今日。お父さん初めて携帯(番号)交換しましょう!」と言い、スタジオは暖かい笑いに包まれた。

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写真提供:(C)日テレ

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