オリオールズが被スイープを回避 有望株ホリデイはメジャー初安打

【ブリュワーズ4-6オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

日本時間4月15日、オリオールズはブリュワーズ3連戦の最終戦を迎え、1点を勝ち越された直後の7回裏に2点、8回裏にも1点を奪い、6対4で逆転勝利。本拠地での3連戦の被スイープを回避した。オリオールズ3番手のジェンニエル・カノーが2勝目(1敗)を挙げ、5番手のクレイグ・キンブレルは3セーブ目を記録。ブリュワーズは3番手のアブナー・ウリーベが7回裏に3連打を浴びるなど、オリオールズに逆転を許し、今季初黒星(1勝)を喫した。

1回表にウィリアム・コントレラスの4号ソロで先制されたオリオールズは、1回裏にライアン・オハーンのタイムリーで追いつき、2回裏にセドリック・マリンズの3号ソロで勝ち越し。3回表に追いつかれたが、3回裏にオハーンの2号ソロで再び勝ち越した。しかし、4回表に追いつかれると、7回表にはブレイク・パーキンスに2号ソロを浴び、1点を追う展開に。しかし、7回裏に有望株ジャクソン・ホリデイのメジャー初安打などでチャンスを作って逆転に成功し、8回裏にはコルトン・カウザーが4号ソロを放ち、6対4で勝利した。

超有望株として大きな注目を集めているホリデイは出場4試合目、メジャー通算14打席目にしてようやくメジャー初安打を記録。3万5000人を超える大観衆に加え、父のマット・ホリデイや球団のレジェンドであるカル・リプケンJr.が見守るなかで記念すべき一打を放ち、「夢に見ていたことだ」と語った。なかなか初安打が出なかったが、「野球では3試合とか4試合連続でヒットが出ないことは起こり得る。キャリアの最初に起こらないほうがいいけれど、いずれ起こることなんだ」と至って冷静。それよりも「スイープされなくてよかった」とチームの勝利を喜んだ。

オリオールズはブリュワーズ3連戦の被スイープを回避し、レギュラーシーズンでは2試合以上のシリーズで96連続被スイープなしを継続中。アドリー・ラッチマンの昇格後、レギュラーシーズンでは1度も被スイープがなく、メジャー史上3番目に長い記録となっている。

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