ジョン・ボン・ジョヴィが声帯リハビリ治療中「完全に回復しなければ引退」

ジョン・ボン・ジョヴィ(ロイター)

米ロック歌手ジョン・ボン・ジョヴィ(62)が、2022年に受けた声帯萎縮症の手術後、毎日リハビリ治療を続けているが、「もし声が完全に回復しなければ、引退するつもり」だと英紙サンデー・タイムズとのインタビューで衝撃告白した。

80年代に大ブレークし、今でも世界的人気を誇る米ロックバンド、ボン・ジョヴィのフロントマンとして活動を続けてきたジョンは、「もし歌が最高の出来じゃなくなったら、もし昔みたいに歌えなくなったら…自分は終わり」とし、「それで満足だよ」と現在の胸中を同紙に語った。

インタビューで、今後二度と歌わないことを示唆しているのかと聞かれ、「スタジオとツアーでは大きな違いがある」と前置きし、バンドとしてボン・ジョヴィはニューアルバムのレコーディングを終えたばかりだと明かした。

今年デビュー40周年を迎えたボン・ジョヴィは6月7日に4年ぶりとなるアルバム「Forever(フォーエヴァー)」とリリース予定で、ファーストシングル「Legendary(レジェンダリー)」が先月14日に配信された。

ジョンは、「本当は週に4回、1回2時間半のステージをやりたい。自分は上手にやれる自信がある。だから、もしそれができないなら…言い方を変えれば、太ったエルヴィスにはなりたくない」と爆弾発言も飛び出した。

一方、ジョンは先週行われたファンとの質疑応答イベントで、今は回復過程が本格化し、十分に歌うことができると自信をのぞかせていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社