ダルビッシュ、大谷翔平に「ボールばっかでごめんね」 2三振に封じるも…まさかの謝罪

ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

試合開始遅延、5回3失点もパドレス逆転勝利「なんとか粘って投げようと」

■ パドレス 6ー3 ドジャース(日本時間15日・ロサンゼルス)

パドレスのダルビッシュ有投手は14日(日本時間15日)、敵地で行われたドジャース戦に先発登板し、5回3失点で降板となった。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平投手とは、今季2度目の対戦で空振り三振、三飛、空振り三振と3打数無安打。完全に封じ込んだが、本人に謝っていたことも明かした。

雨で試合開始が遅れること約30分。試合後にはNHKのインタビューに応じ、投球を総括した。「気候であったりとか難しいところはありましたけども、なんとか粘って投げようというところでした」と3回まで無失点と試合を作った。

しかし、4回にマンシーの2ランを含む3連打で3失点。5回3失点で降板したが、打線が6回に2点を奪いダルビッシュの負けは消滅。逆転勝ちを収めた。「最初から最後までいいところが自分の中では無くて、いい方向に持っていくことができなかったんですけど、チームが勝ったのでよかったと思います」と話した。

大谷との対決には「あそこだけ思いっきり投げたというか、そんな感じになっちゃったんですけど」と意識していた様子。「2打席目終わった後も大谷君がダグアウトに戻る時に『ボールばっかでごめんね』と言ったんですけど、ちゃんと勝負できていなかった感じがするので申し訳なかったかなと思います」とまさかのやり取りを明かした。(Full-Count編集部)

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