ガレッジセール・ゴリ、照屋年之監督最新作!沖縄を舞台に夫婦と親子の愛おしさを描く『かなさんどー』2025年新春公開!

お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリこと照屋年之監督の最新作で、沖縄を舞台に夫婦と親子の愛おしさを描く『かなさんどー』が、2025年新春に沖縄先行、全国順次公開されることが決定した。併せて、ティザービジュアルと特報映像が披露された。

照屋監督の『洗骨』以来6年ぶりの長編最新作である本作は、監督の生まれ育った沖縄を舞台に豊かな風土と文化、そして照屋監督が持つ独自の死生観が織りなす「寛容のこころ」が溢れる、ヒュ―マンドラマ。最愛の母を亡くした娘の美花と、その父の悟の再生を丁寧に描いている。タイトルの『かなさんどー』は沖縄の方言で「愛おしい」を意味し、「どー」をつけることで「愛してるよ」「好きだよ」というストレートな愛の告白の言葉になっている。

主人公の赤嶺美花役は「仮面ライダーエグゼイド」のヒロイン役、ドラマ「賭ケグルイ」でも演技が原作の再現度が高いと話題となり、その後NHK朝ドラからミュージカルまで幅広く活躍している松田るか。美花の母親・赤嶺町子役は、ドラマ・映画、舞台など数多くの作品に出演する名バイプレイヤーの堀内敬子。妻の死を受け入れずにいる美花の父親・赤嶺悟役に、国内外の様々な作品に出演し、現在配信中の「SHOGUN」でも話題となっている名優・浅野忠信が務めた。

監督は、家族の絆や祖先とのつながりを描いた『洗骨』や『演じる女』など、長編・短編を問わず多数の映画を制作する、お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリこと照屋年之。「人は「後悔の念」を抱きながら老いていく。死に際に、もし「許し」が得られたのなら、、、。「人の死」をどう見送ってあげるのか?「許し」という愛のかたちを僕なりに表現してみました」と本作への思いを語る。

特報映像は、7年ぶりに故郷に帰省する美花が、町子の残した日記をきっかけに母の想いを知り、ある決意をするまでが描かれている。

ティザービジュアルは、美花の両親である母・町子と父・悟が、笑い合う微笑ましい姿がタイトルの『かなさんどー』の意味「愛してるよ」「好きだよ」を表現するかのようなビジュアルとなっている。

■照屋年之(監督) コメント
人は「後悔の念」を抱きながら老いていく。死に際に、もし「許し」が得られたのなら、、、。「人の死」をどう見送ってあげるのか?「許し」という愛のかたちを僕なりに表現してみました。それぞれのキャストが演じる「愛おしい人物たち」。彼らの人生観に共鳴し、それぞれの人物を「かなさんどー(愛してる)」していただけたら僕は幸せです。

来年の映画公開を前に、4月20日、21日に開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄映画祭」にて本作の監督・キャストの参加が決定した。

『かなさんどー』
2025年新春沖縄先行、全国順次公開予定
監督・脚本:照屋年之
出演:松田るか 堀内敬子 浅野忠信 上田真弓 Kジャージ 松田しょう 新本奨 比嘉憲吾 真栄平仁 喜舎場泉 金城博之 岩田勇人 さきはまっくす しおやんダイバー カシスオレンジ仲本 A16
配給:パルコ

【ストーリー】 最愛の妻・町子(堀内敬子)を失った父・悟(浅野忠信)が年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。母が亡くなる間際に、SOSの電話を取ることのなかった父親を許せずにいるが、職をなくした娘・美花(松田るか)は沖縄に帰ってくる。父との関係を修復しようとしない美花だったが、生前に母がつけていた日記を見つけ、紐解いていくと、知らなかった夫婦の過去、そして母の想いを知り、ある決意をする。その先には思いもよらない感動の結末が待っていた。

©︎「かなさんどー」製作委員会

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