相模原がトヨタに惜敗 ラグビーリーグワン 長崎ラグビーフェスティバルで試合 

【相模原―トヨタ】前半11分、相手陣に攻め込むトヨタのSOバレット(右)=ベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場

 小学生から世界レベルのラガーマンが一堂に会する「第4回長崎ラグビーフェスティバル」第1日は13日、長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場でNTTリーグワン1部第13節の「三菱重工相模原ダイナボアーズ-トヨタヴェルブリッツ」が行われ、トヨタが34-20で競り勝った。トヨタは7勝6敗で6位、相模原は5勝8敗で9位。トヨタは上位4チームによるプレーオフ進出に望みをつないだ。
 県ラグビー協会主催、三菱重工業特別協賛。相模原の母体企業である三菱重工発祥の地という縁もあって、リーグワン1部の県内開催が初めて実現した。レフェリーは日本ラグビー協会A級公認審判員の川原佑氏(長崎南山高出身)が務めた。
 序盤から激しい攻防となった一戦は、トヨタが前半を8-3で折り返した。後半はホストチームの相模原が8、11分の連続トライで17-8と逆転したが、その後はトヨタがニュージーランド代表のSOバレットを軸に反撃。15分にバレット、17分にWTB和田のトライで20-17と再逆転すると、その後もバレットの好キックなどから2トライを追加した。相模原もSH岩村を起点に、フッカー安江、CTBバイフらが前に出たが、終盤に力尽きた。
 第13節はこのほか、各地で2試合を実施。東京SGは三重に60-10で大勝して10勝目。三重は1勝12敗で10位以下が確定して、2部との入れ替え戦に回ることになった。

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