SUPで中州に取り残された高校生救助 松山海保がスポーツ用品店代表に感謝状

重信川でSUPの練習中に高校生を助けた苅田さん

 愛媛県を流れる重信川河口の中州に取り残された高校生をスタンドアップパドルボード(SUP)で救助したとして、松山海上保安部は11日、松山市北久米町のスポーツ用具専門店「homegrow MATERIALS」の苅田充広代表(52)=松前町北黒田=に感謝状を贈った。苅田さんは当時、練習中で「日々のトレーニングが役立った」と喜んでいる。

 海保によると3月26日午前9時ごろ、同市西垣生町の重信川にある中州で、潮位が上がり男子高校生が孤立。パトカーなどが駆けつけて異変に気付いた苅田さんがSUPで中州へ急ぎ、高校生を一緒に乗せて助け出した。

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