日和佐港が活気づく 美波町の日和佐町漁協で「イセエビ漁」ようやく始まる【徳島】

悪天候の影響で「イセエビ漁」の解禁が遅れていた徳島県美波町の日和佐町漁協では、待ちに待った漁が4月15日からようやく始まり、港は活気づいています。

この日の午前3時30分ごろ、「イセエビ漁」が解禁された日和佐港の作業場では、前日、沖合いに仕掛けておいた刺し網から獲物をとり外す作業が行われていました。

(漁師)

「(記者:大きさはどう?)小ぶりかな。大きいのもあるけど」

日和佐町漁協では、乱獲防止と保護のため春と秋の2回に分けて「イセエビ漁」を行っています。

春は3月29日から5月14日までと決めていますが、悪天候が続き約2週間遅れての初水揚げとなりました。

初日の水揚げ量は、2023年よりやや少ない約900kgで、イセエビは200gほどのものが中心でした。

水揚げされたイセエビは、主に大阪や和歌山など関西方面と県内に出荷されます。

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