豊かな自然や歴史 広島の中山間地域の観光資源活用を提言へ

中山間地域の観光の活性化について広島経済同友会が提言をまとめ、16日、広島県などに提出します。

広島経済同友会は、中山間地域の観光について広島の課題や京都など全国の先進地の取り組みを調べてきました。

提言によりますと、広島を訪れる観光客は世界遺産がある広島市と廿日市市、そして知名度が高い尾道市の3つの市で全体の46パーセントを占めています。

一方、中山間地域では豊かな自然や歴史など多くの観光資源があるにもあるにも関わらず、「点」として分散していると指摘しています。

そこで、滞在拠点を核とした旅行や広域にまたがる旅行を企画することなどが必要だと提案しています。

広島経済同友会 観光振興委員会 皆本恭介 委員長
「中山間地域の方々がそれぞれタイアップして旅行者が回ってもらえるよう、ぜひ、ぜひやっていきたい」

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