フェンシング・加納虹輝 パリ五輪で"東京超え"個人戦金メダル狙う

フェンシング五輪代表の加納虹輝

パリ五輪出場を目指すフェンシング男子エペ代表の加納虹輝(26=JAL)が、東京五輪超えを誓った。

加納は15日、都内で行われたJALアスリート社員の取材会に参加した。3月24日に行われたW杯(ジョージア・トビリシ)の男子団体エペで日本は5位に入り、パリ五輪への出場権を獲得。「東京の時は自力で(出場権を)取ることができなかった。相手に強いと認識されていることも感じて、大変な部分もあるけど、必ず通らないと行けない道。日本のレベルは上がっているし、そこには自信を持っている」と手応えを口にした。

金メダルを獲得した東京五輪を「あまり深く分かっていなくて、結構勢いで戦っているところもあった」と振り返ったうえで「全くないわけではないけど、今回はそれが少なくなっている。本当に実力で勝っていると思っている」と成長を実感した。

さらに「東京五輪のときより調子も良くなっているので、あの時以上のパフォーマンスが発揮できそう」とし「団体戦だけでなく、個人戦でも金メダルが獲得できるよう頑張っていきたい」と力を込めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社