前園真聖氏のユーチューブ出演の武田修宏氏 Jリーグ発足で月給30万→600万円を明かす

武田修宏氏

元日本代表FWの武田修宏氏(56)が、元日本代表MFの前園真聖氏(50)のユーチューブチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演し、Jリーグ創成期の〝遊び〟事情などのトークを展開した。

静岡・清水東高を卒業し、1986年に読売クラブに加入した武田氏は、高卒1年目ながら、MVPに輝いた。「高校卒業した1年目で22試合11得点でMVP、ベストイレブン。Jリーグ30年、その前の日本リーグが何十年ある中で高校卒業した1年目で、いないと思うんだよ」と力説した。

そして93年にはJリーグが開幕。武田氏は、ラモス瑠偉氏、三浦知良らとともにV川崎(現・東京V)の中心選手としてJリーグ人気をけん引する一方で、ピッチ外でも大活躍。前園氏は「(Jリーガーの)遊びをつくったのは、武ちん(武田氏)、カズさんとかヴェルディなんですよ。そこだけ違っていた、遊ぶところ、場所も。西麻布、六本木、麻布十番。そういうところに我々は連れてってもらっていました」と語った。

遊びにも全力だった武田氏は「カズさんが(ディスコの)躍るところで腹筋したことがあって。みんなそれくらい楽しくやっていた」との思い出話を披露。派手に遊んでいたイメージだが「試合終わった後だけ。次の日休みで唯一飲める日だから。それが派手に見えて、遊んでいるイメージになった」と当時の状況を明かした。

また、武田氏は給与事情にも「それまで月30、40、50万くらいだったのが、それが(月給)600万円になっちゃった。当時の契約更新で(年俸)6000万円くらいでいいですって言ったら、当時の社長が8000万円でいいと。それくらいお金がはね上がった」と振り返った。

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