高岡法科大 募集停止 25年度以降 在学生の教育は継続

2025年度以降の学生募集を停止すると発表した高岡法科大

 学校法人高岡第一学園(高岡市)は15日、2025年度以降の高岡法科大の学生の募集を停止すると発表した。早ければ28年3月末にも学生の教育を終え、文部科学省に大学の廃止を申請する手続きを行う。

 同大によると、少子化を背景とした入学者の減少が続き、3月28日の高岡第一学園理事会で学生の募集停止を決めた。今春の入学生が卒業するまで教育を継続するとしている。

 高岡法科大は1989年、北陸で唯一の法学部の単科大学として開学し、4770人の卒業生を輩出した。今春は定員100人に対し、37人が入学した。

 15日午後4時から、学園の川原修平理事長らが高岡法科大で会見を行う。

© 株式会社北國新聞社