ルミネ/JR新宿駅にグルメな商業施設「EATo LUMINE」4/17オープン

ルミネは4月17日、JR新宿駅にエキナカ商業施設「EATo LUMINE(イイトルミネ)」(東京都新宿区)をグランドオープンする。15日メディア向け内覧会を開催した。

<タイパを意識したEATo LUMINE>

タイパ、コスパ、ウェルパをコンセプトに、すぐに食べられる弁当・総菜、すし、ラーメン店、手土産にぴったりなスイーツなど28店舗がそろう。

<没入体験を楽しめるアートスポット>

また、単なる商品の購入にとどまらず、没入体験を楽しめるアートスポット「THE BENCH(ザ ベンチ)」が登場する。自動販売機でレモンサワー、クラフトビールなどを購入すると、商品と同時に二次元コードが発行される。

指定の二次元コードリーダーに読み込ませると、店内に、商品をイメージした映像や香りが流れる。例えばレモンサワーを買うと、パッケージをイメージした映像とさわやかなシトラス系の香りが楽しめる。

■7つの新業態が登場

新業態では、パンのセレクトショップ「BAKERs‘ Symphony」、スイーツの「MERCER BAKESHOP」、ベーカリー「BUNNY BREAD」、総菜「BLOSSOM&BOUQUET TOKYO」、レストラン「お茶漬けおにぎり 山本山」、「立鮨 すし横」、コスメ「Biop」の7店舗が出店する。

<約100店舗のパンがそろう>

「BAKERs‘ Symphony」は、東京・神奈川・千葉・埼玉の街のベーカリー約100店舗から、バイヤーが厳選した1000種類を超えるパンが並ぶ。

<MERCER BAKESHOP>

「MERCER BAKESHOP」は、「MERCER CAFE」「MERCER BRUNCH」を手掛けるMERCER OFFICEの新業態。系列店「MERCER bis」で人気のシフォンケーキをアレンジした「カップシフォンケーキ」、焼き菓子では「クランブルケーキ」、「マフィン」、生菓子などを取り扱う。

<BUNNY BREAD>

「BUNNY BREAD」は、東京・東日本橋の人気ブーランジェリー「BEAVER BREAD」の割田健一シェフがプロデュース。日本の定番パンを、個性的な店舗デザインのパン屋から新宿を拠点に海外にも情報発信したい考え。

<BLOSSOM&BOUQUET TOKYO>

「BLOSSOM&BOUQUET TOKYO」は、三桂が運営する新業態で、サンドイッチや総菜を提供する。

<お茶漬けおにぎり 山本山>

「お茶漬けおにぎり 山本山」は、山本山が厳選した国産のりを使ったお茶漬けとおにぎりを、イートインとテイクアウトで楽しめる。仕事に遊びに忙しい新宿駅利用者がさっと食べられて、すぐに目的地に向かえるよう店内はカウンター席のみとなっている。おにぎりなどテイクアウトは8時~23時、イートインは10時~23時。

<通路側にテイクアウト商品が並ぶ>

「立鮨 すし横」は、乗降客数が世界でもトップクラスである新宿駅構内という立地でも気軽に立ち寄れるスタンディング席(16席)を用意。テイクアウト用商品も充実させ、来店客の目につきやすいよう、通路側に並べている。テイクアウトは8時~23時、イートインは10時~23時。

<Biop>

「Biop」は、「Cosme Kitchen(コスメキッチン)」「Biople(ビープル)」を展開するマッシュビューティーラボの新業態。多くのオフィスワーカーや旅行者が集う新宿で、健康を気遣うきっかけ作りになりたいと、「立ち寄るお店で、からだは変わる。」をコンセプトにしているという。

■即食を意識したデリ・サラダが充実

<秘密厨房>

ロケ弁当としても人気の秘密厨房(ひみつキッチン)が、ルミネ初登場。日本各地から旬の食材を集め、シェフがイタリア料理で学んだ技術とさまざまな国の料理のアイデアを詰め込んだ弁当・総菜がそろう。

大阪土産の定番「551蓬莱」創業者の孫が、東京でもあの出来立てを味わってもらいたいと創業者の味を再現した豚饅専門店「羅家 東京豚饅(らけ とうきょうぶたまん)」もルミネ初出店となる。

<成城石井>

そのほか「RF1/神戸コロッケ」「サラダデリMARGO」「つばめグリルDELI」、6000SKUを取り扱う成城石井の中型店もオープンする。

■ここだけでしか買えないスイーツも多数登場

<数量限定のベイクドケーキ>

プレミアムギフトスイーツの新ブランド「woofie(ウーフィ)」は、アーモンドやヘーゼル、ピスタチオなど種類によって味わいや食感が変わる香ばしいナッツをお菓子にあわせて選定して、コク深いキャラメルを組み合わせた焼き菓子を展開。8時と17時の1日2回(1回50個)の「ベイクドケーキ」(1個税込み1512円)といった、特別感があり、手土産にぴったりな商品を取りそろえた。

<バター菓子のcanarina>

「果実とバター canarina」は、ケイシイシイが手掛けるサブレ、フィナンシェ、マフィンの新ブランド。バターを主役に、華やかな果実を合わせたスイーツを販売する。

湘南・茅ヶ崎のグルテンフリーパティスリー「BONBONS DE K(ボンボン ドゥ カ)」、大阪のタルト専門店「〇△□」は東京初出店となる。

<あえて高さを低くしたタルト>

タルトと女性の口のサイズを徹底的に研究し、あえて高さを低くしたタルトは、皿やフォークを使わずいつでも気軽に食べられ、手土産に人気だという。

<イイトルミネ限定のマフィン(手前)>

さらに、デザインをアートディレクター/グラフィックデザイナーの平林奈緒美さんが手掛けた小さなクッキー缶が好評の「35㎜」、「岡田謹製あんバタ屋」、イイトルミネ限定のマフィンを販売する「治一郎」、「八 by PRESSBUTTERSAND」などもオープンする。

<出店店舗一覧>

■EATo LUMINE(イイトルミネ)
開業日:2024年4月17日11時オープン(4月18日以降の営業時間は8時~22時)
※ショップにより営業時間が異なる
場所:JR新宿駅 B1階 改札内(西改札方面)
入場方法: 改札内の施設のため、入場には乗車券類(きっぷ・ICカードなど)または入場券が必要
売り場面積:約950m2
店舗数:28店舗
特設サイト:https://www.lumine.ne.jp/eato-lumine/

取材・執筆 鹿野島智子

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