GOOD BYE APRIL、初の海外公演でソウルのファンを魅了 「また必ず韓国に戻ってきたい」

GOOD BYE APRILのメジャー・デビュー1周年を記念した日韓ツアーが開幕し、第1弾公演が4月12日(金)に韓国・ソウルにて開催されました。

韓国のシンセ・ポップ・バンドのultramodernistaを迎え、バンド史上初の海外公演で集まったソウルのファンを魅了しました。

[ライヴ・レポート]
記念すべき舞台となったのはソウル・SENGGI STUDIO。

美術学校が立ち並ぶエリアに位置し、弘大の町並みを見下ろすロケーションと、ブラウン管などのモニュメントが異国情緒とレトロな雰囲気を醸し出す会場だ。

ライブの定番曲「missing summer」でライブが幕開け。

GOOD BYE APRILの楽曲の中でも特に韓国でも人気がある1曲で、初夏の陽気を漂わせるこの日のソウルにピッタリの1曲でフロアのボルテージを一気に高めていく。デビューシングル「BRAND NEW MEMORY」に続き、韓国でも人気の高い松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」のカヴァーを披露。どちらも同じ林哲司氏の楽曲ということもあり、韓国の地で熱が高まっているシティポップサウンドで一気に詰めかけた韓国のリスナーの心を掴む。

MCでは韓国語を交えながら自己紹介。「僕らにとってこれが初めての韓国でのライブであり、初めての海外のライブです。集まってくれて本当にありがとうございます!」と自己紹介し、この日まで韓国を楽しみ尽くした様子を語ると会場も大きな歓迎ムードに包まれる。

「feel my hush」「spring kiss」はいずれも英詞バージョンで披露するという海外公演ならではの選曲も。おしゃれな雰囲気が漂う弘大の夜にぴったりなサウンドで魅了すると、「SUMMER SUSPICION」「サイレンスで踊りたい」で一気に会場がダンスフロアに変貌。1フレーズごとに歓声が沸き上がる会場のリアクションに呼応し、Vo.倉品がフロアに降りて歌うなど普段の日本のライブとは異なるアグレッシブなパフォーマンスが展開されていく。

「最後の曲はバンドの歩みを歌った曲。僕らが今日、この韓国の地にたどり着くまでの旅路を歌った曲です。また必ず韓国に戻ってきたいと思います。ありがとう!」と、Xanaduを披露し初の海外公演が終了。

終演後はレコードを購入した韓国のファンと交流するなど、GOOD BYE APRILの音楽が韓国でも受け入れられていることを証明するような1日となった。

第二弾公演の日本編は5月25日(土)に東京・新代田FEVERで開催予定。

さらに翌26日(日)には南青山Casa ZIZOにてアフターパーティーも開催される。

また5月23日(木)~26日(日)の期間、新代田RR-coffee tea beer books-にてGOOD BYE APRILのメジャーデビュー1周年を記念した展示会「1周目展」も開催される。

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