元イングランド代表ＭＦのデービッド・ベッカム氏（４８）がオンラインで販売されるニセモノ商品を扱う業者に対して総額２億４０００万ポンド（約４５８億４０００万円）を求めた裁判に勝利したと、英紙「サン」が報じた。
米メジャーリーグサッカー（ＭＬＳ）でアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシの所属するインテル・マイアミの共同オーナーでもあるベッカム氏は衣類やシューズ、香水など、自身がプロデュースなどを行った商品の「パクリ版」について「ベッカムブランドに真の脅威をもたらし、そのビジネスの持続可能性に影響を与える」として、米国裁判所に告訴していた。
同紙によると「裁判所は被告のうち、４４人に対するデフォルト判決を求める申し立てを認めて侵害１件について８０００ポンド（約１５３万円）の賠償を命じた」という。その総額は３２万２０００ポンド（約６２００万円）で当初求めた２億４０００万ポンドを大きく下回った。ただ「（ニセモノが）販売中止になったことを喜んでいる」と伝えていた。
