小学校の通学路の「危険箇所」93.2%で安全対策を実施 残りも暫定的な対策は完了 香川

2021年6月、千葉県で下校中の小学生の列にトラックが衝突し5人が死傷した事故を受け、香川県教育委員会や道路管理者、警察などが小学校の通学路の「危険な場所」の対策を進めています。
県教委などは、2021年に県内152の小学校の通学路を点検して「対策が必要」とした1475カ所のうち、2023年12月末時点で1374カ所、全体の93.2%で対策を終えたと発表しました。

前回集計をとった2023年9月末時点では88.7%で、その後66カ所で車道と歩道を分ける線を引くなど、路面標示の設置を進めたということです。

対策が完了していないのは101カ所です。歩道の設置などが必要で、今後、用地の買収に向けて地元の人に承諾してもらえるよう交渉を進めるということです。
この101カ所については、ポールや防護柵を設置するなどの暫定的な対策はすでに終えています。

国は、暫定的な対策も含めて2023年度までに対策をとるよう求めていました。

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