桜ヶ丘商連 浪江との思い出 展示 ふるさとなみえ博物館 多摩市

交流の思い出が詰まった物が展示された

10年間ふるさとなみえ博物館in多摩が3月末から4月7日まで、関戸公民館ギャラリーなどで行われた。主催は東日本大震災の被災地と交流を続けている桜ヶ丘商店会連合会(三橋誠会長)。

同博物館は、福島県の原発事故の影響を受けた浪江小学校・津島小学校の避難先である二本松市で過ごした際の地域交流や学びの様子などを展示した。津島小学校最後の卒業生である須藤嘉人さんが館長を務め、先輩たちの学んだ足跡などをまとめた。

今回は10年間の思い出がつまった博物館を多摩市で再現した形で、多摩市の児童と福島県の児童の交流を撮影した写真や祭りで使用したお神輿、桜の紙に書かれたメッセージなどが展示されていた。

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