小山雄大「道南恋しや」 事務所先輩・三山ひろしさんから贈られた言葉

小山雄大「道南恋しや」

【東スポ音楽館】 演歌歌手の小山雄大(21)が4月10日にシングル「道南恋しや」(作詞・さわだすずこ/作曲・弦哲也)でデビューした。4歳のころから民謡、小学生では三味線を習い、今ではカードマジックもできる多才な新人だ。

――デビューのきっかけは

小山「中学1年生の時に、『NHKのど自慢』でグランドチャンピオンをいただいたのがきっかけで、弦先生にお世話になることになりました。歌手という夢をつかむため高校進学と同時に上京し、弦先生のところでレッスンを増やしていただき、ついにデビューできることになりました」

――デビュー曲はどんな作品ですか

小山「故郷である北海道の曲で、夢をつかむまでは帰りたいけど帰れないという強い決意を歌っています。歌詞の中には北海道の地名が出てくるのですが、登別にはおじいちゃんのお家があり、奥尻は民謡を始めるきっかけになった場所なので、気持ちの入りやすい歌です」

――4歳から民謡を習った

小山「2歳の時に氷川きよしさんが大好きで、そのころから演歌を歌っていたそうです。4歳の時に奥尻島で三味線を弾いているのを見て、三味線を習いたいと言ったのがきっかけで、民謡教室に通うようになりました。まだ三味線は持てなかったので民謡を習いました。小学2年生から三味線を習いました」

――事務所の先輩は三山ひろしさんですが、デビューするにあたりアドバイスは

小山「昨年の9月からは三山先輩のコンサートに同行させていただいて、ステージマナーやファンへの対応なども教わりました。先輩からは『自分の一番の強みをわかってなきゃいけないよ』『これからはセルフプロデュースも大事だよ』とアドバイスをいただきました」

――トランプを使ったカードマジックが得意

小山「高校生の時、小学生でやっていたトランプが出てきて、趣味としてやり始めました。今も練習していて、自分でマジックは考えています。最近、全国のレコード店を回らせていただいた時に、トランプマジックを披露して盛り上がりました」

――どんな歌手になりたい

小山「日本全国隅々まで元気、勇気をお届けできるような歌手になりたいです。デビュー曲『道南恋しや』を一人でも多くの皆さまに聞いていただけるように、いろいろな場所で歌いたいです」

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