水原一平「僕にお金の心配ないんで」 胴元との“やり取り”に上沼恵美子が怒り「どの口が」

上沼恵美子

ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』に出演

タレント・上沼恵美子が15日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演。ドジャース・大谷翔平の元通訳・水原一平容疑者の違法賭博関与問題について怒りをあらわにした。

水原容疑者は日本時間13日、保釈された。保釈金は2万5000ドル(約383万円)だった。13日未明に司法当局に出頭して拘束、午後に米ロサンゼルスの連邦地裁に出廷、米連邦検察当局は同12日に水原容疑者を銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。大谷の銀行口座にアクセスし、1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金したとしている。

水原容疑者が賭博に興じたのは2021年12月から今年1月までの約2年間で約1万9000回(1日25回)に上るとされることが伝えられると、上沼は「どういうこと。何でそんな回数になんの。1日何回賭けた言うんよ」と仰天。直後に「でも大谷さんにお金返って来るんかね」と気遣い、一方で大谷が好成績を維持していることを「気丈というか、メンタル強いというか。ホームラン打ったね。(MLB日本人最多本塁打記録で)松井(秀喜)さんに並んでんて。私、全然野球詳しくないけど、松井さんがニューヨークにいったときなんか大谷さんみたいにスターですごかった。(175号を)打たはってん、大谷さん、早い時期にね。こんな環境でやで。(野球は野球と切り替えが)なってるから、心もプロやな。と思うわ」と称賛した。

「なんぼ稼ぐっていうたって、皆さん24億(円)、ポンとなくなったらどう? ピンと来えへんで。24億やからあかんねん、ほんなら言うてあげるわ。80万円ないと、口座から。『何かで使ったかな』いうことで。嫌でしょう、80万円」と“庶民”に換算すると、「身内、身内っていうても他人やんか、あのお兄ちゃん。赤の他人が図々しい、厚かましい」と断罪。水原容疑者への毒舌は止まらず、自ら「最後ボロクソになってくるで」と前置きし、「前から暗い人やなと思ったけど。ちょっとおとなしい感じで、腰の低い感じを受けてたんで、余計腹立つわ」とまくしたてた。

共演する同局・北村真平アナウンサーが水原容疑者と胴元とのやり取りとされるものに「ご存じの通り、僕にお金の心配ないんで」という履歴があると聞くと、「もう大谷さんとなんも血のつながりもないのに厚かましい。どの口が」といらついた。そして、「本当にね、側近っていうか頼られたら自分のことになるっていうのは他人事じゃないで。肝に銘じてね。ダメですよ。怖いことやわ~。お金は人を惑わせるからね」と注意を呼び掛けた。

「タレントやスポーツマンはそっち(仕事)に集中してるから、税理士さんを個人的に雇ったりしてるわけですよ。それでもあかんねん。一番、信頼してたんじゃないかな。特に外国やし、大谷さんにとって。嫁さんもあのときいなかったし。『この人いなかった』みたいな気持ちで(いたろうし)、『その気持ちを返せ』と思うね。そこをつけ込んで。使い方にもほどがあるわ」と激怒。通訳の立場を利用し、口座へのアクセスも自分以外が触れないように工作していたとされるが、「結構、悪党っていうのはそこなんよ。『大谷さんが言うてますねん』って言うてたんやろう」と嫌悪感を示した。

さらに、報道が正しかった場合の水原容疑者の今後について「人生終わったどころではない。どん底や。結婚してはったやんか。奥さんかわいそうにね、何にも知らんかったと思いますよ。これうまいこといきませんわ」とぶった切り。「世界規模で失礼なことしてしまったんですよね。金額の問題じゃなくて」と話した後、「やっぱり金額やな。24億いうとピンとけえへんもんな。ホンマにえらいことになったなあ」と嘆いていた。ENCOUNT編集部

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