ジダンが来季バイエルンへ? “接触”をスペイン紙報道「どんなことでも起こりえる」

元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏【写真:ロイター】

スペイン紙がジダン氏に接触したと報じた

ドイツ1部バイエルンは、すでに今シーズン限りでトーマス・トゥヘル監督が退任することを発表している。2023-24シーズンのブンデスリーガ優勝をレバークーゼンにさらわれた名門の次期監督選びは、大きな注目を集めている。スペイン紙「マルカ」はバイエルンが元レアル・マドリードの監督である元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏に接触したと報じている。

2021年6月にレアルを離れたジダン氏は、その後もイタリア1部ユベントス、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)など、多くのクラブが監督就任を望んだとされる。しかし、本人はフランス代表監督への就任を希望しているとされ、現場に戻ってきていない。

昨シーズン、最終節にブンデスリーガ優勝を成し遂げたバイエルンだったが、今季はシャビ・アロンソ監督の率いるレバークーゼンにタイトルを奪われた。そうしたなかで、記事では「バイエルンはジダン氏の代理人に接触し、監督就任の可能性を探った」と報じている。

これまでにもユリアン・ナーゲルスマン氏、ハンジ・フリック氏、ジョゼ・モウリーニョ氏といった名前が、バイエルンのトゥヘル監督の後任候補として名前を挙げられていた。しかし、レアルでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げたジダン氏が、現在は最も望まれているようだ。

先日、現役時代にプレーしたユベントスのイベントに参加したジダン氏は「将来的にイタリアで指揮を執る可能性? なぜ、ないんだ? どんなことでも起こりえる。だが、現時点で私はほかのことをしている。ただ、ベンチに戻ることは確信している。再び指揮を執りたい」と、コメントしたという。

次期監督探しが難航していると伝えられるバイエルンだが、ジダン氏を迎えることはできるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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